2009年01月08日

プロ野球いぶし銀のベストナイン(一般書籍)

評価:9点

勝負の世界に生きるプロ野球選手。しかし、この世界は記録によってのみ評価されがち。
なので、「長く好成績を上げた選手=名選手」という図式が引退後は殊更に強調される。

が、さに非ず。
元々、この世界は活躍期間が短く、平均しても10年を超えることはないだろう。
だから、投手ならば通算して200勝。打者なら通算して2000本安打を達成して所謂「名球会」入りした選手だけが名選手ではないのだ。
真の通は短くも「一瞬の輝き」を放ち、活躍した選手に注目する。

漫画「あぶさん」のモデル「永淵洋三」。
・ピンクレディの名曲「サウスポー」のモデル「永射保」。
・大洋のスーパーカートリオの一角「屋敷要」。
・最強のスィッチヒッター「松永浩美」。
・緩急自在の男「西川佳明」。
・城島の前のホークス正捕手「吉永幸一郎」。
・ケガによる解雇寸前から中継ぎエースになった「渡辺正和」。
・史上唯一のノーヒット・ノーラン3回「外木場義郎」。
・王監督の意志の後継者「森脇浩司」。

活躍期間が長い者から短かった者まで。一芸から多芸に秀でていた者まで。
ケガに泣いた者、力を持ちながらも完全燃焼し切れなかった者、それぞれの道から探る
「己の活かし方」。
なぜ、己よりも才能ある選手が活躍できず、自身が輝きを放つことができたのか?
150キロの速球よりもプロの世界で生き残るために必要なものとは何か?

現役選手もぜひとも読むべき1冊であることを保証いたします。
posted by 孔明 at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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