舞台は戦乱が終結して表面上は平和を取り戻したはずのボスニア。
西暦2000年。
戦争時代に活躍したサイモンというクセのある男だが有能なレポーターがいた。
黒人カメラマンとのコンビで数々の特ダネをものにして表彰もされたが、虐殺のあった村の取材で自身の恋人とお腹の子供を殺され、生放送の現場で暴言を吐いて更迭された。
その後は干されて凋落の日々。代わりにカメラマンの男のほうは出世街道を駆け上がる。
6年後、戦争が終結したボスニアに取材にきたカメラマンはサイモンと再会。
戦犯である男を見付けるべく新米のボンボンジャーナリストを加えた3人で「珍道中」を繰り広げることとなるのだった・・・・。
世界中が追っている戦争犯罪者に名もなきジャーナリスト3人組が面会しようなんて、雲を掴むような話のはず・・・・なのだが、なぜかCIAの一員だと現地の人間に勘違いされたことから「戦犯」のほうから3人に接触を図ってきた・・・。果たして3人は戦犯の男と会えるのか?
賞金首のはずの男と・・・なぜか世界の国々は裏取引していて、真剣に逮捕しようなんて考えている奴は実は僅かしかいないという事実。
「テレビの画面を通して観る映像」と「現実に起こる事件」との決定的な違い。
当事者とそうでない者との間を隔てる差は「危機感」だと思う。
危機感のない者にとっては所詮は「対岸の火事」で他人事。
日本人にとっては特に耳の痛いお話ではないかと思う。
もっと虐殺などの戦闘シーンの多い映画と思いきや、それは「冒頭のシーン」のみはやや肩透かしでした。
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