2011年09月13日

少年ノート(漫画)

評価:7点

著者についてもよく知らない状態で、表紙だけみて買ったような状態です。
音楽の中で「合唱」をテーマにした作品は見たことがない。

最近は「けいおん!」に代表されるような音楽漫画ブームなんですが、
これは日常系ではなく、青春本格系です。
中学生の男の子を主人公として、合唱部の仲間たちとの交流を中心としていく展開になりそう。

「音の中で息する男の子に私は出逢った」。
第一話の引きのセリフがこれ。

それはそのまま「読者の心情の投影」となって続くのである。
posted by 孔明 at 23:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論(漫画)

評価:9点

平成23年3月11日に起きた東日本大震災による被害の爪痕と、復興の現場に立つ自衛隊の精鋭たち。
それをつぶさに見届けてきた著者自身が語る震災の現場と復興が前半。

後半は相も変わらず海1つ挟んで存在し続ける中国の脅威と国家防衛の最前線に立つ自衛官たちの活躍。
そして東日本大震災で表面化した原発の危うさ。原発なくして果たして国家が立ち行くのか?
今回も350ページを超える並の新書など圧倒する知識・情報量を詰め込んだ1冊である。

大震災で亡くなられた多くの方たちに深い哀悼を捧げることは勿論だが、復興に向けた道筋を付けていかねばならず課題は山積みである。
自衛隊の方々の活躍は勿論、現場で役立ってくれているのだが、本当の復興はいずれは民間レベルで成し遂げられなければならない。
そうなってくると、自衛隊もいずれはどこかのタイミングで手を引かねばならないのだが、それがどのタイミングなのか?

災害時には強力な戦力となってくれた彼等も本来の職務は「国を守る」ことに他ならない。
国外に目を向ければ相も変わらぬ半島と中国の脅威に晒される日本。
「自称・友好国」の米国が日本の危機に立ち向かってくれるとは到底思えない。米軍の駐留など何の国防にも繋がっていないと知るべきだろう。
むしろ米国は「TPP」参加による対日本輸出で日本経済を壊滅させるかもしれない。

著者は日本の産業の根幹である「農業」が死滅しては国家自体が立ち行かなくなると指摘している。
日本の原風景は「農村の田園地帯」であるはずだ。その風景が見れなくなったとき、或いは外国資本による乗っ取りが平然と行われたとき、
日本は日本たる存在意義を失う危険がある。

福島原発に関する情報は当初から二転三転。最早、国民は「何を信じればいいのか分からない」状態。
そもそも権力者は「都合の悪い情報は隠蔽するもの」であるし、最終的な判断については我々ひとりひとりが自己判断でするしかないのだ。
そこに「他人任せ」「責任転嫁」は許されない。そのためにも自身の判断基準を明確にする必要があるし、
自分の意思を常に持たなければならない。

「戦争論」から著者が常に言い続けること。「自分で判断せよ」だ。
情報に踊らされるのではない。自らの意思で好きな踊りを踊るのだ!。
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2011年04月18日

不動産投資「やっていい人、悪い人」──年収200万円時代に備える(一般書籍)

評価:7点

不動産投資がブームである。給料の低下。老後への金銭的な不安。
サラリーマンやOLでも不動産投資によって大家さんとなり、物件を所有している。
だが、著者は不動産投資は「万人向けの事業ではない」と述べる。

今や全体の2割が年収200万円以下という時代である。終身雇用は崩壊し、個人で自分の将来については責任を取らなければならない時代になったのである。
世に「資産家」と呼ばれている人間の圧倒的多数は「不動産資産」から富を得ているという事実からも、不動産が所得を得る先として適していることは明白だそう。
と言っても、それら資産家の不動産は転売による売却益を得る目的ではなく、長期保有による賃料収入である。

日本人の年収は今後も下がり続けると思われます。そうなると「固定費」のカットということで「住宅費が削減される」ことが予想されます。
具体的にはより安い賃料の住宅への移動、さらには長期のローンを組んでの持ち家購入を止める傾向です。

不動産は相場が下落しているときほど「買い時」であるようだ。
景気の停滞時ほど不動産価格も下落し「利回りが高くなる」からである。つまり不動産価格の下落ほどには家賃自体は下落しない故です。
誰も見向きもしない時に動いて買う。これが儲けるコツであるようだ。
大衆が動くようになってからではもう遅過ぎて、その時に慌てて購入しても株と同じく「高値掴み」で損するだけ。
要は常にアンテナを張って情報収集に努め、人の着目しないところを見抜く目を持つことが求められているのである。

今後の賃貸経営の行方を占うひとつの指標になるのが人口減少と空室率である。
2008年の全国の賃貸物件の空室率は13%超。地方によっては20%から30%を超える地域も出てきている。
既に700万戸以上の空き家が全国にあるという事実に対し、人口は今後益々減少し9,000万人を切ることが予想されている。
と、いうように大まかにみれば確かに日本の賃貸市場は「縮小傾向」で、投資先として不適格のようにも見える。
だが、それはマクロ的な視点であり、ミクロ的な視点で見ればまだまだ手付かずの有望な分野は見付けられる。
ひとつには日本が迎えている「高齢化社会」に対応した住宅がまだまだ少なく、賃貸住宅ではバリアフリー等の環境が整ってはいない点。
さらにはニーズの多様化に合わせて、都会で複数の見知らぬ人間同士が同じ世帯で生活する「シェアハウス」。
音楽好きのための防音設備を高めた物件である「ミュージション」。
バイク好きがエレベーターから自室までバイクを持ち込むことが出来る「ライダーズ物件」等の
万人受けを狙うのではなく、ターゲットを絞り込むことで差別化した物件が今後の市場に受け入れられると考えられている。

後半は実際に物件を購入する際の建物の劣化を判定する見極めのポイントを中古戸建を例にして挙げる。
1.敷地内に穴が空いていないかどうか。あれば地盤沈下の疑いがある。
2.建物の外周にひび割れはないか。
3.外回りを見上げて異常はないか。雨漏りしている箇所がないか。
4.室内に異音・隙間はないか。建物自体が傾いている可能性を疑う。
5.床下に水漏れの痕跡はないか。湿気が篭る、シロアリの発生を疑います。
6.小屋裏の雨漏りはないか。天井裏をチェックできるような構造になっているか。
7.防犯対策は取れるか
8.設備が劣化していないか。

建物の核となる部分がダメージを受けていなければリフォームで手当てして、物件の価値を回復することは十分に可能。
そうすれば価値を回復した物件は賃貸市場に出ることで収益を生む物件となることでしょう。
本来ならこういったことは「管理会社」がオーナーに提案してくることと思われます。
ですが、日本の管理会社は「客付けの力」では優れている会社はあっても、物件の価値を高めるようなリフォームを提案できる会社は少ない。
オーナーとしても不満はその辺に集中するようですが、客付け力があるところは大目に見てもらえている現状。
今後は管理会社も生き残りを掛けてレベルアップすることが必要な模様です。
「客付けだけ」では生き残れない。トータルサポートをオーナーに対して出来るかどうかが勝負の分かれ目でしょう。
posted by 孔明 at 06:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法(一般書籍)

評価:9点

著者は不動産投資業界では「通販大家さん」のサイト運営で知られているため、一応は「カリスマ」と言っていいのではないでしょうか。
著者は地味にコツコツと貯金するようなやり方ではなく、資産を一点集中して借金をし、投資のレバレッジを利かせることで成功への道が開けると断言します。
ですが、世の多くの方は「借金することを怖がって」その1歩が踏み出せないと指摘する。

彼は失敗してもそれを経験として次回の糧にして自己破産でもしてまたイチから出直せばいいと言います。大切なのは「挑戦すること」だと。
圧倒的大多数の人は「現状維持ばかりを望んで」それが出来ないくせに成功を夢見ていると。

著者の論調は「厳しい批判精神」に終始一貫しています。その点においては信念があるし、また自分の選択・判断に責任を取る覚悟も出来ているのでしょう。
著者は所謂「マーケティングのプロ」であり、おそらくはその分野では日本で3本の指くらいに入る方ではないかと思われます。
(マーケティング=客ニーズを的確につかんで製品計画を立て、最も有利な販売経路を選ぶとともに、販売促進努力により、需要の増加と新たな市場開発を図る企業の諸活動。)
これは業種や商品は違ってもあらゆる企業分野で必須のことともいえ、それ故にどんな分野でも応用を利かせることが可能という点で非常に汎用性に富むと思います。

著者が指摘する不動産投資の上でのタブー(やってはいけないこと)はいくつかあるのですが、
・自宅を長期ローンを組んで購入してはならない。(特に新築物件)
・区分のワンルームマンション投資はババを引くことになるので手を出してはならない。
・サブリース契約など業者が儲けるだけなので結んではならない。
・地主はハウスメーカーの営業に引っかかって土地にアパート建築などしてはならない。
・木造アパートは自己資金が大量にある方が購入するもの。資金の少ない人間は一棟RC造物件に絞ること。
・利回りしか見ない人間にはならない。利回りの高い物件は借地権だったり、容積オーバー等の違法物件だったり、ダミー入居者がいたりするなどの何らかの訳アリである危険が高い。
・都内の物件だけに拘らない。将来的な「人口減少エリア」には不動産投資はしないことは前提だが、東京都でも細かく市町村を見れば人口の増えるエリア・減るエリアは分かれる。それと同じように地方都市でも増えるエリア・減るエリアは都市ごとにピンポイントで見ないと判らない。

上記の中ではやはりマーケティングのプロとして「エリアの人口減少」の見方に着目した点を特筆としたい。
他の不動投資本では(特に区分ワンルーム投資を勧める本)「東京都だけに絞れば将来的には人口が増え続けるから安定する」などとイメージだけで結論付けている本が多かっただけに数字を細かく見るという当たり前のことでさえ出来ていない本が平気で出版されていることがよく判る。

只、疑問に思う箇所も多々あります点も事実です。物件を所有するエリアはひとつに集中したほうがエリアに対する研究・理解も進むと説いております。
ですが、その場合は「大規模な地震が起きた際には所有物件の大半がダメージを受ける」可能性が非常に高い点には言及していません。

現に著者は「今回の東北地方の震災で、仙台の海沿いに所有していた物件が津波の被害に遭い、大きなダメージを受けている事実」があります。
おそらく周辺にも物件を他にも持っていると思われるため、被害は拡大しているかもしれません。
そうすると、エリアは分散して全国の都市の中から候補をいくつかに分けることも考えたほうが良さそうです。

著者は本当に不動産投資が成功したかどうかは「物件の出口まで見てみないと判らない」と述べています。
それを考えると、レバレッジを利かせて数億円もの融資を組んで今後20年から30年に渡って運営して借金を返済していくというやり方も
本音で言えば「20年後、30年後の出口まで見てみないと成功したかどうかは一概には言えない」ということにもなります。
確かに著者のいうやり方は近い将来的には「多額の年収」をもたらしてくれますが・・・・・数十年後はどうなんでしょうか?
勿論、数字を見て数十年後の出口までシュミレーションして購入しているのでしょうが、今回の震災までは読み切れていませんし・・・・
「卓上の空論」的な部分もあることは否定できないでしょう。

但し、著者の能力の高さ・仕事の出来・カリスマ性に関しては否定しようがありません。
「異能の才能を持つ者」って時としていらっしゃるんですね。行政書士として成功し、続いて不動産業界でも成功したのは当然です。
posted by 孔明 at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

超訳 孫子の兵法(一般書籍)

評価:9点

最近流行の「超訳シリーズ」が遂に中国の古典・孫子にまで進出した1冊。
何せ元の作品が数千年の時を経た現代においても多くの人に愛用・支持されているくらいのものだから
本としての完成度で「ハズレの少ないジャンル」ではあります。

これは孫子の難しい原文自体は一切掲載せずに、「最初から現代語で理解しやすく訳してしまったもの」を原文代わりとしています。
その超訳分に対して、解説を加え、さらに現代のビジネスシーンに当て嵌まる事例を付け加えるという構成。

「兵法書」=「戦いに勝つことを目的とする」
と捉えれば、動乱の時代にこそ必要とされる書物であることに間違いはありません。

「生きる」=「生存を巡る戦い」であるからこそ、多くの人は孫子に勝つための心構えを学ぶのです。
posted by 孔明 at 06:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

ワンルームマンション投資法 改訂第3版(一般書籍)

評価:3点

「ワンルームマンション投資」を勧める著書です。過去に同じような内容で二度出されていて、内容を更新しての第3版がこれらしいですよ。

ワンルームマンション投資を勧める本は「何故か著者本人はワンルームマンション投資をしていないのに、他人には勧める」というパターンが多く、
何で自分が経営を成功させていないのに「儲かる!」みたいな視点で本が出せるんだ?という説得力のないものが多い。矛盾してますよね。

この本の著者は一応はワンルームマンション投資を実際に自分でしているようなのですが・・・・・・・1986年に中央区の新富町に16'uのワンルームを1,000万円弱で購入。
「この一例だけ」です。他にもやっているなら全部記載するべきでしょう。このひとつだけで「成功した」と胸を張られても困る。

で、ワンルームマンションの目的ですが、これはどの本でもほぼ共通していて「将来の年金の不足分を補う」目的です。
これはこの本の著者も同じことを言っています。月に何百万円も入るわけではないですから、当然そのくらいの「ささやかな目的」になります。

しかしながら、「第三者に貸すには勿体無いなと思うくらいの物件を購入しなければならないから」という訳分からない理由でいきなり投資対象を
「新築マンションに絞ってしまっています」。何で中古マンションを外すのか意味不明ですよ・・・・(大汗)。

他の類似本と同じく購入は「ローンを組んで」になります。最初から現金一括で買うのなら話は別ですが、融資を受けて買うのはリスクが高い。
それに対しては
・頭金を多く入れる
・融資期間を短くする
・繰上げ返済を実行する
の3点でリスク軽減を図るようにすることを述べています。とにかく一刻でも早く融資を返済してしまうことがワンルームでは重要のようです。
結局のところ、ワンルームマンション購入の目的は老後の収入先の確保にあるのなら、逆に言えば購入してからローンの支払いを終えるまでの大家さんが若いときは、その恩恵を享受することはほとんど出来ないということです。
ローンさえ完済すれば家賃収入が丸々懐に入る・・・・ということですが、その時には物件も時間経過分だけ劣化していることになりますよね。
築30年の区分マンションが入手できたとして、「資産が出来た」と手放しで喜んでいいのでしょうか???

この手の本では珍しく、今後の注目エリアとして「実際の地名」を列挙していたり、新線の敷設エリアを挙げ、マンションデベロッパー名を多数掲載していたりしています。
ですが、それらも「只の紹介」にしか過ぎず、もっと「突っ込んだ内容」を読者は期待しているのに「表面的な情報のみ」で終わってしまっています。
まず読者対象が「何処の地域にワンルームマンション投資を考えている人向け」なのかが絞られていません。
だから著者本人は「全国どこでも対象」みたいな書き方になってしまい、地域別の対策が全く記載されていません。
そうなると内容は当然に「当たり障りのないもののみ」になってしまい、薄っぺらいものに終始することとなります。
著者が都内に実際にワンルームマンションを購入して成功してきたのならば、場所も都内に絞り込んで書けばいいのにそれをしないから全てに「中途半端」です。

こういう本を読む方は真剣に考えている方なので、こんな「案内のパンフレット拡大版」みたいな本は求めていないはずですよ。
オールマイティを狙うのではなく、多くの読者の中から対象を絞り込んで本を書かないと失敗するという典型。
posted by 孔明 at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

逮捕されるまで(一般書籍)

評価:5点

千葉県の「英国人外国語教師殺害事件」の加害者・市橋達也容疑者が2007年3月26日に自宅マンションを訪ねてきた警察官の手を振り切って逃走。
その後、2009年11月10日に大阪のフェリーターミナルで逮捕されるまでの2年7ヶ月に及ぶ逃亡の経緯を本人が記憶の限りに書き綴った著書である。

自宅マンションを飛び出した際の所持金は4〜5万円。通帳もキャッシュカードも持たずに気のみ気のままの状態で逃げ出した。
行く宛など当然になく、最初は電車と徒歩で東京・埼玉・茨城・群馬などの関東圏を放浪。その後静岡から北に向かうことを決めて新潟→青森へ。
宿泊機関に泊まる事も出来ず、本に記載されていることの大半は「ホームレス同然の野宿生活」である。
本の記述は「やたらと風景描写が多い」のが特徴で、これは逃亡中と言う事情から可能な限り「人と関わりあうことを避けてきた」ためであろう。
北国は気候が厳しいことと、仕事がないという点で滞在は短期に終わり、その後は「お遍路さんを回ればリンゼイさんが生き返るかもしれない」という妄想に駆られ、
四国を目指すことになる。

四国ではほぼ徒歩でお遍路さんの道を辿り、香川・徳島・高知を経て愛媛県の松山へと辿り着いた。
徒歩で1日に大体20キロ歩く道のり。夜は公園等で野宿する。何度か農家で「農薬」を見付けるが、「呑んで自殺を考えるも実行は出来なかった」。
警察官とも何回もすれ違ったり、近付いたりしているにも関わらず「何故か、市橋容疑者とは気付かれない」。
サングラスをしたり、マスクをしたりと変装はしていたが「まだ整形手術はしていなかった」。
この警察の目の前を通り過ぎながら逮捕されないという状態はその後も続いていくことになる。

松山から九州へと渡り、沖縄から島へ移り隠れ住もうと考えるようになった。
島ではサバイバル生活になった。人はいないが、食べ物を買うところもない。浜辺で魚や蟹を取ったり植物を食べたりして過ごす。
だが、お金が尽き掛けていた。お金を稼ぐためには働くしかない。しかし、彼は30歳近いのにこれまで一度も働いた経験がなかった。
那覇で仕事を見付けてその後関西へ。ドヤ街に日雇いに近い身分も素性も深くは問われない仕事を見付けた。

建設現場の解体のような仕事を得た彼は文字通り「真面目に寡黙に淡々と働き続けます」。
仕事はアスベストの粉塵が舞っていたりと健康上にも悪影響で、キツイ仕事と思われましたが逃亡中の彼に仕事を選ぶ権利などなかった。
職場では前科もちの逃亡者ということもあって、「極力揉め事を起こさないように、目立たないようにしていた」。
そのせいなのか、彼の職場での評判は悪くなく、仕事ぶりも素人同然のスタートでありながら評価されていた。
仕事をしている間は衣・住・食は保証されているからなのか、漫画喫茶に行ったり英語の勉強をしたりと逃亡開始直後よりも随分と余裕が出てきたのが分かります。
只、周囲に警察の手が近付いてきたことを直感的に感じ取ると「直ぐに逃亡」。仕事場から姿を何度も消すことになる。

その後は逮捕されるまで沖縄の島と関西を往復することになる。
稼いだお金は只管貯金して、整形手術を受けるための資金にしていきます。
仕事を始めてからは流石に全く人と関わらないわけにはいかなくなったので、文章も風景描写は減り、人物描写が多くなってきます。
たまに職場の人間と気が合わず喧嘩して激高することもあったようです。それを彼は若者の「キレる」状態と表現。
逃亡中に自分のことについて書かれた雑誌記事やTV番組を観ては「いかに適当なことを言っているのか」ということを指摘、非難しています。
特に「超能力者の言うことは嘘っぱち」。自分の女装姿を想像した写真が公開されると「女装なんかするわけがない!そんなことするなら死んだほうがマシ!」と激怒。
デタラメばかりの内容に激しい憤りをぶつけています。

彼は「女装してまで逃げるくらいなら死んだほうがマシ」(そこまでして逃げる気はない)と言いながら、現実では逃亡生活を続けるというある意味矛盾した行動を取っています。(整形手術で顔を変えることには躊躇していない)
そして、先の見えない逃亡生活中にも本を何冊も読破するなど勤勉な生活を続けていました。
決して「頭の悪い人間ではない」ことは文章を読んでいて判ります。それがどうして「人殺しを犯してしまったのか?」という疑問は大きくなりますが、
それに対する回答はありません。また、自分の生い立ちや家庭環境に関してもこの本の中では一切振り返ってはいません。
だから、市橋達也という人間の本質を見抜こうとしても難しいです。
「プライドが高いらしいこと」が行間からかすかに伝わってくる程度です。

あくまで「逃亡の記録」というだけの本です。事件の経緯は判らないから、それは今後の裁判で少しずつ明らかになることを願うしかありません。
しかし、日本国内から出られないという制約のある中で2年7ヶ月にも渡って逃亡生活を続けられたことは驚きに値します。
最初に彼を取り逃がした警官がそもそも事件をここまで大きくすることになった原因ともいえますが・・・・・・
この本を読んで「極悪人」という印象はしません。むしろ人間的に未成熟な部分の多いままに大人になってしまった探せばいくらでもいそうな青年という感じ。
「人殺し」さえしなければ、今も普通に生活を送っていそうですね。
罪を償って欲しいと思います。
posted by 孔明 at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

修羅の門 第二門(漫画)

評価:6点

未完のままに放置状態だった「修羅の門」。14年ぶりに連載再開した。
反響はそれなりにあった模様でヤフーにまでニュースが掲載されるほど。

ブラジルでの大会の後から行方不明になっていた九十九は何処に・・・・?
疑問とは裏腹に「話自体は日本での再開」になります。
TV中継の格闘技の試合に出ている覆面選手が九十九と似た技を使うことから九十九ではないかとの噂が立ち・・・・。

多くのファンも以前の展開を忘れている方、多いんではないでしょうか。
コミックスも第一部は書店に置いていないところも多いし。
充電期間が長過ぎで、その間にずっと構想を練っていたとしても、
普通ならもうファンは付いて来てくれないレベルです。
後、相変わらず神武館の館長の娘は喧しい。

不安が大。先行きの見えない船出で行き着く先は何処だ?
posted by 孔明 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

続・星守る犬(漫画)

評価:8点

「星守る犬」の続編。

ハッピーがまだ子犬でみかん箱の中に捨てられて鳴いていたとき、「実は同じ箱の中で震えていたもうひとつの命」があった。
ハッピーと共に捨てられたハッピーの兄弟犬。生まれつき病気持ちだったのか衰弱して死に掛けていた。
ハッピーは女の子に拾われ、弟犬は見向きもされなかった。

動けない弟犬は箱の中で死を待つしかなかった。そのはずだった。
だが、その死に掛けの犬は拾われる。共同トイレ・風呂のアパートに暮らす老婆に。
辛い現実に投げやりになり、自殺を考えていたが踏み切れない。
子犬が死ねば後を追えるかもと考えた気まぐれだったのだ。

弟犬は先天的に心臓に障害があったらしく、度々発作を起こしてその度に生死の境を彷徨った。
だが、その度に驚異的な生命力を発揮して生き残る。
その姿を見せ付けられた老婆は自殺を諦めて子犬を育てる決心をする。
身寄りもなく近所からも偏屈者扱いを受けていた老婆の心を支えた「ハッピーの弟」の話。

禍福は糾える縄の如し。不幸な死を迎えるしかないと思われていた命が死に掛けの命に希望を与えた。
寄り添って生きる2つの命。
人はそれを「家族」と呼ぶのである。
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2011年03月20日

闇金ウシジマくん(漫画)

評価:9点

「闇金」。法律で定められた利率以上の法外な金利での融資貸付を生業とする金融業者である。
いつの世にもどんな場所にも「金遣いにだらしない人間」という奴はいるのである。

丑嶋社長が営む「カウカウファイナンス」には今日もあちこちから借金をしまくり、
もうこれ以上の借金が出来なくなった不良債務者たちが集まる。
社会の底辺に位置する彼等に丑嶋社長は金を貸す。

利息は「10日で5割」という法外なもの。それでも連中は金を借りていく。
他に貸してくれるところがないからである。

金の使い道はそれぞれ。大抵がギャンブルの借金返済だったり、ギャンブルの軍資金だったりする。
そしてそれらは大抵はアブク銭となり、彼等の借金は増え、やがて非情なまでの追い込みが入る。

彼等の共通点は「現実を見ずに自分たちの都合のいい想像の世界に逃避している」ということ。
ギャンブル狂いの主婦も、見栄っ張りなOLも、ニートの男も、自分に都合の悪い現実は直視しようとしない。
それが坂を転げ落ちる原因である。
丑嶋はそんなクズ連中から情け容赦なく金を奪っていく。「身から出た錆」。連中に対する同情は不要。
なぜなら連中は「借金することがクセ」になってしまっているから。
「馬鹿は死んでも直らない」というが、正にその通りである。

これはまだ馬鹿でない人間を転落させないための「現代の転ばぬ先の杖」とも言うべき書物。
「心に痛みを感じて読めたなら」まだ人間だ!
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2011年03月12日

一番確実なのは不動産投資だった!(一般書籍)

評価:9点

収益物件専用サイトとして不動産投資家の間で広く知られている「健美屋」を立ち上げた著者が語る不動産投資の過去・現在・未来。
理系でコンピューター関係の知識が豊富だった著者は大学卒業後はサイトの立ち上げやホームページの運営、さらにはソフト販売で活躍する。

そんなある時、奥様の購入した収益不動産を賃貸に出したことを切っ掛けに不動産投資を開始する。
が、収益不動産を専門に取り扱っているサイトが当時は皆無だった。だから不便で苦労した。
その経験が後に自分で投資用不動産専門サイトを立ち上げることに繋がっていく。

最初は1日に30アクセスしかなかったサイト「健美屋」も2年目からは運営が機動に乗り、登録物件数は3,000件を突破した。

そんな著者が予測する今後の投資用不動産の世界。
・日本人の賃金は世界的な競争により大きく低下。それに合わせて住居に掛けられる費用も低下する。
・鉄道の高速化により飛行機よりも鉄道の重要性が高まる時代になる。新幹線よりもリニアモーターカーの登場で市場が大きく変化する。
・大都市への人口の集中はより顕著になり、大都市に物件を持つことの優位性が高まる。
・私鉄よりもJRのほうが重視される。再開発で人の流れの変わる地域が多数出る。
・ネット社会が複雑になり過ぎた反動で、多くの人がアナログに戻る。日本のよさが世界的にも見直されて海外からの資金・人員・文化の流入が増える。

不動産投資で勝てる投資家には特徴があった。
・不動産がとにかく好きな人。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるが、最終的には好きな人には敵わないし勝てない。
・1つの専門分野を極めた人物でなく、複数の専門分野を持つこと。
・過去の不動産の歴史を知り、流れを掴むことでバブルを見極め冷静な対処が可能になる。
・実際に不動産投資を開始する前にある程度の勉強をして、自身の投資スタイルを確立しておく。
・読書を多くし、セミナーなどに積極的に参加して人脈を広げていくこと。

全般が不動産投資本というよりも「不動産を中心とした未来予想図」といった内容です。
だから他の不動産投資本との類似点は少ない構成です。具体的な手法を指南するような本でもありません。
文章も量としては少ないほうで、ページも空白・改行が多くて読みやすいんですけど、スカスカ感はします。
しかしながら、誰でも書けるような内容ではないのは、投資用不動産の世界をある意味リードしてきた著者の「面目躍如」か。

いずれにしても行動せねば成功を得られることもないという事実。
不動産を中心とした内容でありながらビジネス本であり、自己啓発書の一面も持つ。
posted by 孔明 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月11日

年収360万円から資産1億3000万円を築く法(一般書籍)

評価:7点

2005年発行の一応は「不動産投資本」の一種と位置づけてよいでしょう。
昨今の不動産投資ブームが起こるより若干早い始動で成功した先駆者的立場の著者。

会社務めのサラリーマン時代に株式投資で資産を作り、それを元にして不動産投資を開始した。
著者のサラリーマン年収は300万円台で最も多いと思われる平均値。
いやこれからの社会ではこの平均値さえも下がるかもしれない。

前半は株式投資で成功するための手段が記載されています。
「低位株」「仕手株」と言われる毎年決まったような上げ下げをする
「100円〜300円くらいの株式」が低いときに大量購入し、暴騰するまで只管待つという「待ちの作戦」。
具体的な銘柄が列挙されていますので、その株式の値動きを集中的にチェック・マークすればいいという
仕事で忙しいサラリーマンでも取り組みやすい手法なのでマネは可能。
これらの株式の値動きには特徴があり、毎年4〜5月に高騰し、年末に掛けて下がるので11〜翌1月に掛けて購入する。
これを繰り返すことで「倍々ゲーム」のように毎年資産を増やしてきた著者の実績は侮れない。
但し、注意点もある。
・銘柄がそもそも企業実績重視ではない低位株。なので100円切ると倒産の危機が増すので100円以下のものは手を出さない。
・借金する「信用取引」には絶対に手を出さない。
・やはり低位株とはいえ業績を見て債務超過等に陥っていない企業を選択する。

そして株式である程度の資産が出来てきたら「不動産を購入」していきます。
著者は最初にワンルーム投資を勧めておりますが、ワンルームは止めたほうがいいです。
「管理費・修繕積立金」で負担が重いし、何よりも投資のスピードが遅すぎます。
スピード上げるには複数戸の購入が必要になり、何回売買契約するんだってことになります。
ワンルームに投資するくらいなら同じ価格で買える土地付きの「中古戸建」を買いましょう。
戸建は供給が少ないので、差別化になるのと管理費等の毎月のランニングコストが不要。さらに管理も楽です。
融資をある程度使える人はアパート一棟・マンション一棟からいきなり始めること。
そのほうがお金が貯まるスピードが断然早く、投資の効率が良い。
利回りは15%以上は確保しておかないと今後の経営リスクが高くなります。
勿論、最初は中古物件です。新築は無視しましょう。

著者はいきなり2棟目で「新築物件を建築」してしまっておりますが、
よほど物件自体が他の賃貸物件と差別化が図れるものでない限り、供給過剰を後押ししていることになるので
止めたほうがいいですね。
例えば、築年が20年くらいの物件ばかりを何棟も持ってしまい、大規模修繕がほぼ同時期に発生しそうで
バランスが悪いというならまだ分りますが、いきなり2棟目くらいで土地を購入しての新築アパートは時期尚早です。

投資家の書いた本で「自分でアパートを新築する」のは少数派で、ほとんどは利回りの取れる中古物件を買う手法です。
だから逆に「物件を建てるまでの工程」が記載されているこの本は珍しいという希少価値は確かにあります。

著者は他のライバル物件との差別化として
・外国人可能
・ペット可能
・高齢者可能
・バリアフリーマンション
を挙げておりますが、バリアフリー以外はライバル物件もすぐに追従が可能で全然差別化とはいえない時代かと思います。

差別化なら建築の段階で「そういう設備」を物件に組み込んでおかなければならず、後付変更は基本的にNGです。

株に関してはアリかと思いますが、不動産投資に関して学ぶにはページが全然足りないですね。
不動産投資本としては「4点」というところです。
但し、株式で稼いで不動産投資に移行して安定収入という流れ自体は悪くないので総合で7点です。
まずは株式で集中して資金を稼がないと話進みません。その点では他の投資本のオークション転売で資金稼ぎと本質は同じですね。
posted by 孔明 at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

働かずに年収333万円を手に入れて「幸せ」に暮らそう!(一般書籍)

評価:5点

不動産投資本としては「かなり異色の部類」だと思う。
一度も就職をしたことがないという著者は大学時代から友人と共にヤフーオークションを利用した
所謂「転売事業」を開始し、これまでに1億円を超えるような売り上げをあげてきた。

そこで稼いだ資金を元にして地元の奈良県で「競売物件」(しかも主に戸建)を狙い撃ちして入札。
落札した物件をリフォームして賃貸募集をして利回り20%を超えるような物件にしていく手管。

この本はそれを指南する著書になります。
ですので、前半は不動産投資本でありながら「オークションでの別事業での利益の上げ方」です。
本全体の半分が「オークションの話」になります。
当初は「家にある不用品の出品」から開始する点は多くの方と同じです。

そこから先はややハードルが上がり、安く仕入れた商品を高く転売するという
商売の基本ではあるものの、売れる商品を見付けるのは一苦労も二苦労もするところでしょう。

著者はバイクに詳しかったため、パーツ類を取り扱い品の中心としていたそうです。
他に元手が掛からない「情報」を落札して転売したり、
パーツ類を加工して「付加価値を付ける」ことで落札価格を上げたりして利益を出していった模様。
成功者に学ぶコバンザメ的なやり方でほとんど「自動化してお金が次々と入金されるように」なる。

そしてやり過ぎで税務署の手入れが入ったり(笑)、体調を崩したりしたことで、
本気の不動産投資にシフトする気持ちになったんだそうです。

著者の不動産投資は「競売物件狙い」でしかも200〜300万円くらいの中古戸建です。
基本的に融資は使わず「現金一括買い」します。
これは「加藤ひろゆき」氏、「鈴木ゆり子」氏とやり方としてはほぼ同じです。

流行の「一棟RCマンション積算価格の高い物件派」ではなく、
レバレッジを利かせて銀行から億単位の融資を引こうなどという戦略ではありません。

著者自身が「初心者」ですので、あくまで「庶民的な身の丈に合った投資法」に徹底。
しかしながら、世に多いと思う不動産投資をしたいんだけれど、自己資金がない!という方には
著者と同じ格安戸建購入がいいのではないかと思いました。

但し、この本で重要なのは不動産の話よりも「ヤフオク」のほうです。
こちらで成功して自己資金が貯まらない限りはそもそも論で「不動産など購入できません」。
だから、不動産で苦労する体験をする前にオークションで四苦八苦せねばならんでしょう。

著者と同じ自己資金の稼ぎ方を薦めているのが
「狙うは地方1棟買い!目指せ年収10倍アップ!!不動産投資術」の板澤武夫氏。
それを考えるとオークション転売による事業→不動産投資業へ移行という流れ
しか自己資金の少なくて不動産投資を希望されている方にはないのかもしれません。

但し、オークションのほうが成功に到達するまでの苦労は相当だと覚悟したほうがいいですね。
ページが全体的にスカスカですぐに読めてしまうんですが、もっと実になる部分を詰め込んで欲しかったというのが正直な感想です。
posted by 孔明 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月02日

エグザム(海外映画)

評価:6点

大企業の中途採用試験の最終選考は密室で行われる。人種の異なる男女8名が残った。
だが、最終試験の問題用紙は白紙。問題はひとつ。回答もひとつとの説明だけ。

試験時間80分の間に謎を解き、回答を得なければ採用はない。
志願者が一致協力しての「問題探し」は電球の光に問題用紙を透かしてみせたり、
用紙に水を掛けてみたり・・・・しかし、いずれもハズレ。
時間だけが過ぎていく。

やがて明らかになる志願者それぞれの志望動機。そして企業の内情。
世界には数年前にウイルスが流行し、多くの人間が感染していた。
そして、企業はその特効薬を開発した製薬会社。
今後の株価・資産の伸びは世界的レベルになるだろう。
何としても採用されなければ・・・・・・・!

欲に駆られる志願者同士の同士討ちともいうべき騙し合い。
果たして企業側の要求する「回答」など存在するのだろうか?

制作費用自体はほとんど掛かっていないと思われる低予算ムービー。
密室の中途採用志願者たちの醜い足の引っ張り合いも採用人数が不明では仕方なしか。
得てして、こういう展開では自分だけいい思いをしようとする人間は馬鹿を見る。

最後の最後で笑ったのは異常な環境でも自身を見失うことなく冷静に判断した者。
人間であれば誰しも「かく在りたい」と思うことだろう。
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2011年03月01日

エアベンダー(海外映画)

評価:3点

「火」「水」「気」「土」。4つのエレメントによって支配される世界。
その力を使いこなせる人間はそれぞれ「ベンダー」と呼ばれていた。

だが、4つのベンダーを全て使いこなせる者「アバター」が存在した。
そのアバターは・・・・「一休さんの如き少年」。
しかも100年間も氷の中で仮死状態で眠っていたと来ている。

未だ気の力しか使えない少年の潜在能力を恐れた火の国は気の国に侵攻して滅ぼした。
次は水の国・土の国へと侵攻しようとする。

気の力しか使えない少年は水のベンダーである兄妹と共に世界を回る。

せっかくの超能力の演出が情けなさ過ぎて、興ざめします。
只、「炎をぶつけたり、水をぶつけたりするだけ」なら剣や槍で斬り付けたほうが早いでしょう。

水の村は「南極」みたいなところにあるんですか???
それなら「水」でなくて「氷」の力でいいでしょう。

世界観がイマイチ鮮明でなく、理解し辛いのも混乱に拍車を掛けます。残念。
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2011年02月28日

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(海外映画)

評価:7点

ナルニア物語も遂に第3章に突入します。
前作でペペンシー四兄弟のうち、長兄アーサーと長女スーザンは米国に滞在。
現実世界では第二次大戦中で、英国はナチスドイツと交戦中。次兄のエドマンドは兵士に志願したが年齢詐称で落とされた。

しかも2人は意地の悪い従兄弟のユースチスの家に預けられていた。
ナルニアの世界の話など全く信じようとしないユースチスだったが、自宅の壁に掛かっていた海に浮かぶ船の絵を見ているうちに
3人揃ってナルニアへと導かれ、ピーター王と再会することとなる。

周辺の敵との戦いに勝利したピーター王に当面の敵はおらず、何故3人がナルニアに呼び寄せられたのかが判らない。
大海原を行く王一行の船は東海の果てに消えたかつての王の父の親友7人の行方を追うことになる。

今回はアーサーとスーザンがおりませんので、弟エドマンドと妹スーザンは好き勝手にやれるかと思いきや、
2人とも姉や兄に対して抱いている劣等感を敵に刺激され、術中に陥りそうになります。

そして、2人以上に危ういのが訳も分からないままナルニアに来た従兄弟のユースチス。
ナルニアに来ても我侭ばかりですが、それでも少しずつファンタジーを受け入れていく姿はやはりペペンシー四兄弟の血縁の為せる技?

島の人々が次々と行方不明になる謎を解明するために一行は世界の海の東の果てへと向かう。
そこには邪悪な存在が巣くう島があったのだが・・・・・。

今回は「具体的な敵の存在」がありませんので、最後のほうのバトルシーンも何でそうなるのかイマイチ理解できません。
エドマンドは第1作目で唆された「魔女」にまだ心の一端を握られていて、度々幻影に誘惑される。

ナルニアといえば「獅子王・アスラン」ですが・・・今回は出番は少なめ。
「おいしいところを攫っていった」とも言い難く、微妙な登場になります。

エドマンド・ルーシーの2名も今回の冒険を以って、ナルニアから卒業し・・・・
第4作目では何と「単なる巻き込まれ役」かと思われた従兄弟のユースチスが主人公になる模様。
今回は次回作の顔見せという意味もある従兄弟の登場だった模様です。
posted by 孔明 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

センチュリオン(海外映画)

評価:5点

ローマ帝国は北方の異民族ピクト人との戦いを繰り広げていたが、寒さや飢えに輪を掛けて、
ピクト人の奇襲作戦にも悩まされ戦況は芳しくなかった。

砦を守る守備兵の百人隊長「クイントゥス・ディアス」はピクト人の奇襲を受けた際に
殺されずに捕虜として連れ去られた。何とか脱走したものの、追っ手に追い付かれての危機一髪。
そこへ援軍の第9部隊が到着してピクト人を倒すために進軍を再開する・・・・。

だが、またも連中の奇襲を受け部隊は全滅する。しかも案内役として同行していたピクト人の女・エテインが裏切ったのだ。
将軍が捕虜として連れ去られ、生き残ったクインタス他数名で将軍を救出せんと連中のアジトに乗り込む。

だが、鎖が切れずに将軍の救出はならず、しかも潜入の際に首領のゴーラコンの息子を殺害してしまっていた。
復讐に燃えるゴーラコンは追っ手を差し向ける。
「狩人」エテインを!

草原や山や森が舞台で常に薄暗い世界観です。
戦いは血が飛び散り、肉が焼け、骨が潰される。臓物や汚物が飛び散る悲惨さ。
銃がない分、殺戮が古代は残虐かつ苦しみを与えるものだったのですね。

ローマ軍がやたらと弱いのですが、地形や天候や気候のハンデもあり、
案外敵地ではこんなものなのかも知れないと思いました。

特に悪い点もない普通の作品です。
posted by 孔明 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

タイタンの戦い(海外映画)

評価:5点

神々と人間の対立は実は地上の王・ゼウスと冥界の王・ハデスとの代理戦争だったという話。
ゼウスが人間の女性に生ませた子供「ペルセウス」。
伯父に当たるハデスに育ての両親・妹を殺害される。

人間と神々の対立は王国の皇女・アンドロメダを怪物・クラーケンの生贄に捧げないと国が滅ぼされるところまで来る。
ペルセウスはクラーケンの弱点を知るという魔女を訪ねるため、兵士たちと旅立つのだが・・・・・。

オリジナル版は観たことありません立場です。
クラーケンは神話では「くじら座」のような気がするんですが・・・・違う?
しかも、海の魔物なら次兄のポセイドンの配下ではないのでしょうか?
ポセイドンの影がやたらと薄いです。名前が出たと思ったら「女性を強姦した」とか言われるしさ。
扱いが不遇。

仲間の犠牲のおかげで怪物・メデューサの首を得ることができたが、
全てが解決した後でも仲間たちは生き返ったりはしないのはむしろ意外。

神話では助けた皇女・アンドロメダと結ばれたように思ったペルセウスだが、それを拒否。
昔話でありがちな助けたお姫様とのハッピーエンドも現実には
「相手のこと何も知らないのに結婚なんてできません!」が本音なのかもね。

平均的作品。
posted by 孔明 at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月22日

知識ゼロでも大丈夫!基礎から応用までを体系的に学べる!不動産投資の学校[入門編]―「お金持ち大家さんになりたい!」と思ったら必ず読む本(一般書籍)

評価:5点

タイトル通りの不動産投資に関する教科書の「入門編」です。
教科書なので個人的な主義・主張は一切といってよいほど記載されてはいません。

不動産投資のメリット・リスク
投資する際に指標となる用語の解説
物件の探し方・現地調査のやり方
買い付けの仕方・融資申し込みの仕方
リフォームの仕方・税金の説明

と基本的なことをホントに「一通り」学べる書物です。
しかしながら、内容は「極めて教科書的」で、特定の色が付いていないので
読んでいて共感したりとか、興奮したりとか、面白みを感じたりという部分は全くないです。

読者対象は「不動産投資を考えている人が最初に読むべき本」としての立ち居地。
だから、もう何冊も読んでいる人は敢えて読む必要性に乏しいです。
posted by 孔明 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

じょしらく(漫画)

評価:5点

「女子の落語」=「じょしらく」らしいです。
ですが、この漫画は落語は一切やらず、楽屋で女の子たちが毎度毎度しょーもない会話を交わしている姿を見るだけです。

そーです。「けいおん!」に近い漫画で音楽をやらないだけです。
「さよなら絶望先生」の久米田先生が原作ですが、パワーダウンの印象。
別な方が描いている画は荒削り。まだ四コマ漫画にしなかっただけ英断ですが。

作品としては「非常に微妙」。10巻も絶対に続くとは思えないので
様子見が妥当。買っちゃった方は「売り」でいいでしょう。

posted by 孔明 at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

ジェニファーズ・ボディ(海外映画)

評価:3点

美人のジェニファーと地味なニーディーは幼馴染で親友。
だが、あるインディーズバンドの演奏を聴きにいったバーで火災が発生。多くの犠牲者が出る。
その火災の後にジェニファーはなぜかバンドの連中に連れ去られ、戻ってきた彼女は「血まみれ」で、人ではなかった。
一体、親友の身に何が起きたのであろうか?

その日以降、学校内の男子学生が次々と変死する事件が発生する。その影には美しさを増すジェニファーの影が・・・・。

悪魔が乗り移ったにしても、普段は普通に意識を保ってられたり、男しか食わなかったりといろいろ不自然。
元凶のロックバンドは火事の事件で有名になり、ブレイク。
しかし、中盤以降は忘れ去られたように放置状態はおかしいんじゃ・・・と思ったら、ラストシーンで天誅くらわされました。
このエピローグとでもいうべきシーンが作中での唯一の見所かも。

それと・・・「女同士の友情」って難しいのかもと思った。
例えば、同じ女にフラレた同士で男は親友になれそうな気がするが・・・・
同じ男にフラレた同士で女は親友にはなれそうにないと思う。
その違いが色濃く出た作風のような気がした。
posted by 孔明 at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月13日

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則(一般書籍)

評価:8点

カフェ業界で世界規模の店舗展開を果たし、一種のブランド化に成功している「スターバックス」。
その幹部である「ハワード・ビーバー」によるリーダーシップの原則をまとめた本である。

業種からコーヒーの話になるのかと思いきや、コーヒーはむしろ脇の話という構成が意外。
大部分はスターバックスという組織を構成している社員、そしてお客様との関わりについて記載されている。

自分が何をしたいのかを常に自身に問い掛け、別の人物を自ら演じるような人生を送らない。
周囲の人間の言う事に耳を傾け、自主的に考え行動していく。
相手を思いやる心を持たねば真の相互理解は有り得ないのだと知る。

今日のスターバックス社の成功も困難と直面することの連続で、決して平坦な道のりではなかったこと。
最近も一時期は競合店舗の激化・世界的な不況などで売り上げが大幅に落ちていたものが回復し、増収・増益に転じたというニュースが流れた。

異業種と言えども学ぶべき点は多い。
「組織」といえども所詮は「人の集合体」。
著者は空っぽの器に意味があるのではないということを知悉した人間であると言えよう。
posted by 孔明 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

アーサーと魔王マルタザールの逆襲(海外映画)

評価:3点

祖父の家の庭にある小人・ミニモイの王国の危機を救ったアーサーの物語。
何かいつの間にか「シリーズ三部作」と決まっていたようで、その第二弾らしい。

謎の救出要請のメッセージを受け取ったアーサーは10番目の満月の晩にミニモイの王国へと向かうつもりだった。
しかし、父親の反対で母親と3人で自宅へと帰らねばならなくなる。
両親に逆らってまで行った王国では助けのメッセージを出した者は誰もおらず、皇女・セレニアでもなかった。

では、一体誰がアーサーを呼び出したのか?
ご期待通りにシリーズ第1作目の悪役が登場だ!
今度は地上世界の征服を目論むとんでもない奴として戻ってきた。

地上への転送装置を使うためにアーサーをおびき出したんだってさ。
見事に地上世界にワープ。身体のサイズも人間並みになったぞ。
さ!大暴れの開始!ってところで「次回作へ続く!」だってさ(笑)。

全編が「前フリ」かよ!(金返せ!)
posted by 孔明 at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

U.M.A レイク・プラシッド3(海外映画)

評価:2点

B級モンスター映画の中では比較的良かった第1作目でワニを育てていたお祖母さんの甥っ子夫婦が主な登場人物のシリーズ3弾。
お祖母さんが亡くなって、住んでいた「レイク・プラシッド」近くの家は売りに出されようとしていた。
で、夫婦の息子が仕事で忙しい両親に遊んでもらえない寂しさをワニを友達にして紛らわして・・・って、オイ!(笑)。

そっから更に2年後。湖畔で鹿が襲われたりする事件が頻発に起こる。
父親はワニの存在を疑うのだが、警察官は調査はしていたので「いない!」の一点張り。
そのうち、湖畔には都会から喧騒を避けてきた大学生たちが集まり出す。

つまり・・・・・「餌が増えた」って話です。
ワニが明らかにCGで、背景や人物との合成が上手くいっていないため同画面上で浮いてしまってます。
しかも街中でそれまでワニなんて何処にもいなかったのに、突然に脇から登場してきたりで不自然な流れ。

集まる大学生の女がスッポンポンになって湖で泳ぎ出す冒頭のエロスが最大の見所なのかもしれない。
最後もワニ一匹だけ倒して終えたような感じで、全滅には程遠く、事件は全く解決してないだろ!って突っ込みが普通に入れられます。

駄作。
posted by 孔明 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

サバイバル・オブ・ザ・デッド(海外映画)

評価:0点

デラウェア沖の孤島で対立する2つの家のゾンビに対する扱いの違い。
その孤島から追い出された老人が、島へ逃げてきた軍隊の脱走軍人と合流して島から追い出される元になった支配者の男と対決する?

死者が蘇るソンビ現象の原因についての究明は一切なく、動きの鈍いゾンビは・・・・
本来の「バイオハザード」登場のゾンビに近いのですが・・・怖さは一切ない。
それよりもゾンビそっちのけで、世紀末の人間同士の同士討ちの様相を呈します。

これはそもそもが「ゾンビ映画」ではないのではないかと思うほど、ソンビ置き去りです。(唖然)
posted by 孔明 at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

ナチスが最も恐れた男(海外映画)

評価:6点

ノルウェー・フィンランド・スウェーデンの北欧を舞台に第二次大戦中にナチスドイツに反抗する
レジスタンス活動に身を投じたマックス・ペインを描く。

ナチスに占領された祖国・ノルウェーを解放するための活動は当初は新聞やビラを作った活動だった。
だが、それで検挙・投獄されそうになると病院を脱走してスコットランドへ渡る。

その後、ノルウェー・スウェーデンを中心に反ナチス活動を同志たちと共に続ける。
戦艦を機雷を取り付けて次々と爆破するなど成果を挙げていった。

だが、ナチス側の反撃に遭い同志たちが次々と倒れていく・・・。
マックスは幸運にも命を永らえて終戦を迎えることができた。
しかし、多くの命が失われマックスの心は晴れなかった・・・・・。

これまでの反ナチ活動に身を投じた人物は悲劇的な最後を迎えた人物が多かったように感じていたので、
戦後まで生き延びた人物は珍しいと思います。

舞台が北欧なせいなのか・・ナチスのユダヤ人迫害(ホロコースト)描写は皆無。
それと東部戦線のソ連の描写がないので、そちらとの関係も気になる点でした。
posted by 孔明 at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

レギオン(海外映画)

評価:1点

人類の味方であると信じられていた天使が人類を見限り滅ぼそうとする。
で、元天使のミカエルは神に反旗を翻して人間に味方をする。

それで・・・・何故だか知らないんだが「砂漠にあるドライブイン」に篭城しての銃撃戦になる(大汗)。
ドライブインの不良ウエイトレスは父親不明の子供を妊娠中。
その赤ちゃんが人類救済の希望なんだってさ。

話が唐突過ぎて「訳が分らない」。
天使なのに拳銃使って戦うしさ。
普通に神の力とかないのか?

銃撃戦で退けられるような敵なら人類の軍隊で殲滅できるでしょうが。
イチイチドライブインに車で乗り付けてくる敵の登場の仕方の情けなさに泣けてくること必至!!!
posted by 孔明 at 06:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月07日

ガフールの伝説(アニメ)

評価:7点

擬人化されたフクロウが悪の帝国ともいうべき「純血団」と戦うアニメーション。
森で平和に暮らしていたフクロウの一家。兄弟は喧嘩の末に木から落ちて悪のフクロウ団とも言うべき「純血団」に誘拐されてしまう。
アジトに連れて来られた兄弟はあちこちから攫われてきたフクロウの子供たちと共に奴隷のように扱われる。

兄弟の弟は隙を見付けて脱走を図るが、兄は純血団の強大さに魅せられて彼等の仲間となってしまう。
敵味方に分かれる家族。
脱走した弟はかつて父から聞かされていた伝説のフクロウ戦士団「ガーフル」を探す旅に出た。

純血団の教義がナチスソックリです。
「自分たちは優秀な血を持つもので、劣等な血を持つものを滅ぼさねばならない」という理屈。

登場人物が「皆フクロウ」なため、非常に見分けが付き辛いのが難点です。
基本的に夜行性ということもあって夜の場面が多く、画面も暗めで見辛い。

物語的には「勧善懲悪」を地で行くようなお話。どんでん返しはなし。
そういった意味では王道で安心して観れます。
続編へと続くような引き方ですが、これ単体でも平均上の出来栄え。
posted by 孔明 at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~(アニメ)

評価:3点

「マクロスF」の劇場公開作品。
人類が移民船で外宇宙を彷徨う時代に遭遇する未知の生命体との戦いを描いて・・・いるんだろうか?

宇宙船「マクロスF」は地球と全く変わらない生活が出来、宇宙船内に街や商業施設・公園や政府機関まであって人工の空まで見れた。
そんなマクロスFで、民間軍事会社のパイロットとして活躍する青年とその隊長の妹で歌手を目指している少女。
そして、別の移民船団からマクロスFにコンサートツアーに訪れた人気歌手の女性を中心に物語は展開する。

私はこの劇場作品を何の予備知識もない状態で鑑賞してみたのですが、
冒頭でおおまかな世界観に関する説明は入るものの、総じて物語が分り難いなという印象です。
映像は美しくメカのデザインなどはいいとは思うものの、唐突に映るダブルヒロインの存在などは
「振り回され感」が強く、共感はあまりできませんでした。

視聴者以上に主役の青年はダブルヒロインに振り回されてる感がしました。
優柔不断でどっち付かず。心情的には馴染みの上司の妹に心がいっているものの、歌手の女性の強引なアプローチにも翻弄されてる。

それと地球外生命体(敵)の存在が謎で、最後までハッキリしませんでした。
何者かに操られているような描写ありましたが・・・・黒幕は?

単体で完結せずに続編まで引っ張るのも印象が悪いです。
posted by 孔明 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~(アニメ)

評価:7点

文明が滅びた未来の地球で、暴走した機械軍団と戦う奇妙な9体の人形たちを描くアニメーション。
あるとき目覚めた人形「9(ナイン)」。荒廃した世界を彷徨ううちに仲間たちを見付ける。

だが、彼等には恐ろしい敵がいた。人間たちによって生み出された意思を持った機械たち。
連中は人間に反旗を翻し、文明を滅ぼした。

自分たちの存在意義を知らぬまま戦いに巻き込まれていく9体の人形たち。
世界が荒廃した中で、何故に自分たちが存在するのか?
その理由を捜し求めていく。

ゲームの「バイオハザード」のような世界を「ターミネーター」に登場するマシンたちが
ところ狭しと暴れまくると書けば分り易いでしょうか。

暗い世界の中で繰り広げられる戦闘は一部観難いところもありますが、
世界観の構築は一級品です。
posted by 孔明 at 06:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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